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保育基本目標

【保育のとりくみ】

 

児童憲章

児童は人として尊ばれる。児童は社会の一員として重んぜられる。
児童は良い環境で育てられる。すべての児童は心身ともに、健やかに生まれ、育てられ、その生活を保障される。(一部抜粋)

 陽光会では、『児童憲章』の精神にのっとり、子どもたちの幸せを願って、子どもたちが生き生きと明るく伸びやかに生活できるよう努めます。

 胎生期から就学まで、あるいはそれ以上の年齢の発達の筋道を学びながら、子どもの現状を把握し、その年齢それぞれに豊かな広がりをもって生きられるよう保育をすすめます。
それぞれの年齢の発達を心得、子どもがその年齢を豊かに生きているかどうかを確かめながら、保育者が子どもたちのほんの一歩手前を歩き、子どもの主体性を引き出すような取り組みをします。

 また、それぞれの年齢において発達の未熟さを見落とすことなく、子どもの「サインに気づき、専門家の協力を得ながら、あたたかく援助することができるようにします。

 さらに、保護者と共に学び、連携し、生き生きとした未来の担い手を育(はぐく)むよう努力します。

 

 

めざす子ども像


保育のとりくみヒトから人間へ給食と保健活動大切にしている活動

【ヒトから人間へ】

五感を育む、すべての始まり(0歳児)

お母さんのお腹の中で守られてきた赤ちゃんが、見る、聞く、触れる、味わう、嗅ぐといった五感を培い、外の世界を広げていくこの時期は、発達の土台を築く大切な時期です。初めて子育てをする父母が安心して子どもを保育園に預けられるよう配慮し、父母と協力しながら保育を進めていきます。

どんぐり組 0歳児
保育のなかで大切にしていること

  • 快・不快を感じ分ける力を育てる
  • 目覚めているときは豊かな生活を保障する
  • 水・砂遊びなど感覚遊びを充実させる
  • 物、大人、友だち、その他の認識を深め、共感関係をつくる
  • 生活リズムをつくる

 

好奇心が花開く - のぞき魔、さわり魔、こわし魔の時代(1歳児)

1歳の誕生日を迎えるころから、子どもは「ジブンノ!」「ジブンデ!」「コレガイイ!」と、さかんに自分を主張するようになり、これがしたいとなったら「○○ダ」とこだわるようになります。自分の主張が通らないとき、子どもは泣き叫び、地団駄を踏んだり、ひっくり返って怒るなどして要求を通そうとします。そのようなとき、ただ要求を受け入れるだけでなく、共感したうえで「でも(他に)△△と□□もおもしろいよ。どっちがいい?」と別の選択肢を示して選ばせるとよいのです。共感してもらうことで、自分が受け入れられたと実感し、切り替えが可能になる時期なのです。「○○ダ」から「○○ダ、デハナイ△△ダ」へと、肯定的に自分の主張を切り替える学習をする大切な時期です。

めだか組 1歳児
保育のなかで大切にしていること

  • 自我の芽生えを祝福し、子どもの気持ちと向き合い、子どもが生き生きと行動できる保育をめざす
  • 毎日、子どもたちの様子を見ながら、午前中は歩く、走る、飛ぶ、よじ登るなど、さまざまな動きを保障して、豊かな遊びへの発展を促す。
  • 子どもがいろいろなものを手でさわって確かめ、好奇心をふくらませるよう、道草散歩を保障する。
  • 生活リズムをととのえ、身辺の自立を促す。「生活の主人公は子ども!」「一番手は子ども、大人の援助は二番手に!」を心がける。
  • さまざまな活動をとおして子どもの気持ちを満たし、認識を豊かにしていく。

 

友だちが気になる - 自制心の芽生え(2歳児)

自我が充実し、豊かに広がりをもってくる時期です。なんでもやりたい!やってみたい気持ちでいっぱいの2歳児。自分自身が主人公です。でも、まだまだうまくいかないことがたくさん。だからといって手を出されるのはイヤ!小さな心が触れ動く難しい年齢ですが、解決の糸口を指し示してあげると、自分で挑んでいける力も身につけていきます。

あひる組 2歳児
保育のなかで大切にしていること

  • 自我が豊かに広がりをもってくる時代。なんでも自分でやりたがる「ジブンデ、ジブンデ」の時代から「マッテ」「ジュンバン」「コンドネ」という言葉を媒介に、活動を調整していく年齢。個人差があるので、ゆったりとおおらかに、なおかつしっかりと対応していく。
  • 言葉が急激に増え、認識も増大する時代。生活のなかで意図的に声かけするよう配慮する。
  • 友だち同士の関わりが密になってくる。子どもたちが相互に尊重し、力を出し合って立ち直り、気持ちを結び、次への集団的な発達をめざすバネになるように指導する。
  • 身辺の自立を無理なく楽しみながらできるように育む。

 

自信に満ちあふれる、天真爛漫な時代(3歳児)

3歳児になると、日々の生活のなかで衣類の着脱や食事、排泄など自分でできることが増えていきます。できたことがうれしく、「すごいねー!」と共感して受け止めてもらえることで、自己表現することへの安心感が培われ、新しい世界を広げていくことができます。小さいけれど何でもできると、根拠のない自信がいっぱい。失敗したってへいっちゃら。底抜けに明るく、笑っておどける天真爛漫な姿は、「自分はすごい!」「自分はなんでもできる!」という自信があっての姿です。
生活のなかで「揺れる心」「乱れた心」を制御し、「痛いけど頑張る」「悲しいけど泣かない」など、自分をコントロールする力を身につけていきます。その力が活動範囲を広げ、集団との関わりのなかで、遊びほうける原動力となるのです。

とんぼ組 3歳児
保育のなかで大切にしていること

  • 一人ひとりの思いや主張を認め、やりきるための時間や環境を保障するように心がける。
  • 仲間を意識しながら、素直に自分を表現し、仲間とのぶつかり合いを重ねていくなかで、仲間を受け入れていけるように配慮、指導する。
  • 年長児の力を借りて遠くまで散歩することや、思いっきり体を使った遊びを展開する。
  • 生活リズムをととのえ、身辺の自立をめざす。

 

仲間と育つ、誇り高き自制心(4歳児)

仲間とともに遊ぶ内容が勢いよく発展する時代です。そのなかで友だちとの関係も出てくると、自分中心の世界から相手の痛みや悲しみ、喜びなどがわかるようになり、友だちのことも考えて行動できるようになります。そして、ちょっと難しいことでも仲間や兄弟・姉妹となら、頑張ってやり遂げるようになります。
一方で、頑張りたい気持ち、なりたい自分への思いが強いほど苦手意識が生まれるのも4歳児の特徴です。仲間の存在は大きく、助け合ったり、励まし合ったり、共感し合ったり、ときにはケンカもして仲間のなかで育っていきます。

うさぎ組 4歳児
保育のなかで大切にしていること

  • 全身を使った活動のほかに、手先を駆使した活動もふんだんに取り入れる。
  • 「誇り高き自制心」を培っていけるように導く。こうしなければいけないことはよくわかっているのに、そうならない自分を知って、身動きがとれなくなることがあります。こうありたい気持ちと、それとは逆の行動をとる自分の間を揺れ動きながらも、保育者がその思いをくみとることで、子どもはそこを乗り越えていくことができます。
  • 弟や妹、保育園の小さい子どもたちとの関わりを通して、年下の子を導く力を育てる。
  • 豊かな活動を通して、仲間と手を結んでいく集団づくりをすすめる。

 

仲間とともに生活をみがく - 未来へつなぐスタートライン(5歳児)

過去をたどり未来を見通す力、聞こうとする力、教える力、見ようとする力、「何くそ!」と自分を奮い立たせる力。5歳児ならではの新しい力を誕生させることによって、より複雑な内容を理解し、ちょっと難しい課題にも意欲的に取り組めるようになります。
自分たちの生活を自分たちの力でつくり、1人よりは2人、2人よりは3人と、仲間と力を合わせ、大きなことを成し遂げていきます。仕事や遊びなどの活動を通して小さいクラスをリードし、年長組の誇りと喜びをもってさまざまな課題に取り組んでいきます。

かもしか組 5歳児
保育のなかで大切にしていること

  • 新しい力を誕生させることによってより複雑な内容を理解し、ちょっと難しい課題にも意欲的に取り組めるようにする(幼児期の青春時代)。
  • 感受性がより複雑になり、相手の気持ちを自分に置き換えて理解できるようになる。仲間と協力しながら生き生きと活動できるよう援助する。
  • 力強く、しなやかな心と体を育てる。
  • 自分たちで自分たちの生活をつくる。

 

【障がい児保育】

障がい児保育を始めたころ
陽光保育園で障がい児保育を始めたのは1973(昭和48)年。今から37年前のことです。
「すべての子どもたちが平等に発達できる権利を保障しよう」「行き場のない子どもの家庭支援と発達保障の力になろう」と、職員みんなで討議を重ね、スタートしました。

保育のとりくみヒトから人間へ給食と保健活動大切にしている活動

【給食と保健活動】

給食
【給食】

給食についての基本的な考え方
給食は、就学前児童が健やかに育つ保育の根幹となる大切なものですから、真心をこめてつくること、一人ひとりの健康状態を把握すること、安全性に気を配ることなどが不可欠であると考えています。
以上のことを基本に、規則正しく食事をする習慣をつけていくこと、食事の一部としてのおやつに基礎配ること、食べ物の好き嫌いを少なくすることに努めます。そのためにも、家庭での食生活の指導を含めて考えていきます。



【保健活動】

保育園での生活の基本は、子どもの健康・安全の確保にあると考えてもよいでしょう。そのためには、一人ひとりの子どもの健康状態を把握し、看護師は保育者と連携して子どもへの保健指導を行うとともに、健康管理、視診や感染症予防に注意し、子どもの病気について学び、適切な対応ができるように努めることが必要であると考えています。

【学童保育】
「ただいま」から始まる学童保育
学童保育は共働き家庭やひとり親家庭の、保育(保護・育成)を必要とする子どもたちが、放課後から夕方まで(夏休みなど学校休業日は全日)仲間とともに過ごす「生活の場」です。子どもたちは毎日、「ただいま」と、いろいろな思いを胸に学校から帰ってきます。泥団子をつくりながら、ぽつりと自分の思いを話してくれたり、指導員の背中に飛びつき、くっついて気持ちを安定させる子もいます。子どもたちの体調や心を受けとめ、子ども自身にとって安心して有意義に過ごせる「居場所」であるよう心がけています。



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保育のとりくみヒトから人間へ給食と保健活動大切にしている活動

【大切にしている活動】

リズム
【リズム】
リズムは喜び。生物進化の謎に挑む。

 個体発生は、系統発生を繰り返すといわれています。ヒトは生物進化の過程を経て現代に至っているという考え方です。陽光保育園で長年にわたって保育に取り入れている「リズム」は、その生物進化の謎と無縁ではないのです。
 赤ちゃんの時期に、金魚(魚類)、ハイハイ(両生類、は虫類)、四つ這い・高這い(四つ足ほ乳類)をしっかりやった子は、立って歩きはじめるとき(直立二足歩行)に、腰、背中を中心とした体幹筋肉もしっかりとしてきます。このような生物進化を取り組む運動を繰り返し行うのがリズムです。
 リズムは楽しくて気持ちのいいものです。0歳児から年長児まで、ドングリに始まって、メダカやウサギ、カモシカなど、いろいろな生き物になったつもりで、リズムにのって体で表現していきます。


 

うた
【うた】
心をひらく歌

 歌は文化です。大人から子どもへ、歌の楽しさ、喜び、素敵な文化を受け継いでいくのです。そういった意味でも、生活のなかで歌声を響かせることを大事にしています。散歩しながら、遊びながら、仕事をしながら、つい口ずさむ、それに仲間が和していき、歌声が響き合い、気持ちが高まっていくのです。
 歌の教材の選択にあたっては、子どもが主人公になれる歌、どんどん心を開いていける歌、気持ちよくなる歌、物語のある歌、主張がある歌を基準にしています。


 

描く
【描く】
子どもは絵で思いを語る

 子どもたちは絵が大好きで、絵に自分の思いをたくさん込めます。
子どもは自分で考えて行動し、さまざまな経験をしながら育っていきます。集団のなかで遊び、ぶつかり合うこともたくさんありますが、そういった経験をたくさんしてこそ、思いを豊かに話す絵になります。
 幼児期に、自分の思いを生き生きと語る「話し言葉」を獲得すると、それが就学後、自分の考えを文章で表現する力になり、豊かな「書き言葉」の獲得につながっていきます。だから、幼児期の絵はとっても大切なのです。


 


保育のとりくみヒトから人間へ給食と保健活動大切にしている活動
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